【御祭神】
宮小路にある麻賀多神社は佐倉の総鎮守で、古くから「まかたさま」と、地域の人々から親しまれ、崇敬されてきた由緒あるお社です。
祀られている神様は、我が国のもっとも古い書物、歴史書である古事記には、「和久産巣日神」(わこむすびかみ)、日本書紀には「雅産霊命」(わかむすびのみこと)と見える名前の神様で、この雅産霊命は、伊勢外宮の「豊受姫命」の御親神となられる神様です。
名前の「和久」・「雅」は、ともに若いとか、幼いという意味で、「産巣日」「産霊」は、形成する、完成するの意味になり、若い、幼いものもを育て上げるという御神徳を表しており、人、作物、事業の生成、発展を守護される神様とされています。
麻賀多を「まかた」と称えることについては、あまりにも古い神社なので今では定かでなく、従来、徳川時代から現在まで、「勾玉」(まがたま)、「麻縣」(まあがた)からとか、その他にもいくつかの推説や伝えがあります。
■麻賀多神社由緒の補足
『初めは、麻賀多神社は「あさがおおいやしろ」と呼ばれていたが、後に、何時の頃からか、現在のように「まかたじんじゃ」という呼び方に変わった』 という説を紹介しておきます。
■18麻賀多神社の所在地
佐倉市 佐倉地区 ①鏑木町 ②大蛇町 ③岩名 ④大佐倉 ⑤飯田 ⑥飯野
臼井地区 ⑦江原新田
根壕地区 ⑧太田 ⑨城 ⑩高崎 ⑪大篠塚
成田市 ⑫台方 ⑬船形
酒々井町 ⑭新堀 ⑮下台
富里市 ⑯新橋 ⑰中沢
八千代市 ⑱神野
☑麻賀多神社境内の三角点標識
ところで、麻賀多神社境内に国土地理院の3級三角点標識があるのを御存知でしょうか。データだけを紹介しておきます。
緯度・・・・・35°43′09″.4933
経度・・・・・140°13′35″.7998
標高・・・・・31.32m
終わり