以前に作成していた旧堀田邸の冊子は、見学者用としてごくシンプルな内容のものだった。
今回改訂した冊子は、見学者以外にも旧堀田邸の観光ガイドをされている人たちの教本としても役立つよう、多少細かな内容も取り入れ、その解説を加えるとともに種々の情報を網羅した内容に仕上げた。
見学者にとっての栞と同時に、旧堀田邸のガイドをされる人たちにぜひ知ってほしい旧堀田邸に関連する諸事項等にも触れている事をご了承願いたい。
◆観光ガイドの考察に関しては、筆者の20年に及ぶ観光ガイドの経験から得た
ノウハウや経験を集約したものです。
◆佐倉惣五郎物語の概説については、筆者の個人的な関心もあって、さまざま
な書物からの情報に接するとともに、惣五郎や渡し守甚兵衛などのゆかりの
地へ赴き、更に、東京で行われる芝居の観賞にその都度出向いて、佐倉市民
に重きを置いた内容でまとめてみました。
「城下町再発見」のタイトルで、佐倉城下町について継続的に学ぶ講座です。顕在的な歴史・文化資産のみならず、潜在的な魅力を掘り起こすきっかけにもなる内容です。
多くの市民が城下町についてのいろんな事を知り、理解し、市民活動などに活かす事が、地域を誇りに思う意識の醸成にもつながる思いで行っています。
順天堂記念館の見学用冊子は以前にも作成しておりましたが、編集が稚拙で冊子全体の説明の流れが曖昧だったことを反省しています。
今回全面改定を行い、第一部と位置づけした冊子で順天堂や記念館全体を理解できる内容を心がけました。
更に関連事項についての説明や補足事項は、今後発行を予定している第二部の冊子にまとめていきます。
B5版46ページ(内部はモノクロ)の多少ページ数が増えましたが、観光ガイドで街並みや順天堂記念館のガイドをしている方達のバイブルにもなると自負しています。
<順天堂記念館の説明は≪こちら≫
武家屋敷の見学用冊子は以前にも作成していましたが、今回全面改定を行いました。佐倉城外の侍屋敷についても解説的に触れた点、できるだけ読みやすくするため写真を入れた点が前版と違うところです。
B5版45ページ(内部はモノクロ)の多少ページ数が増えたものに仕上がりましたが、佐倉城や侍屋敷により興味のある方、観光ガイドで街並みや武家屋敷のガイドをしている方達のバイブルにもなると自負しています。
<佐倉城下の武家屋敷の説明はこちら>
まちづくり支援ネットワーク佐倉では、27年度から「城下町再発見」のタイトルで、シリーズ講座を継続的に実施しています。佐倉城やその城下が江戸時代から長い年月を経て現在に至る間の歴史や変遷など、毎回テーマを分けて学ぶ講座です。
城下町のことを地域の市民がもっと知り、理解して、そうすることが地域を誇りに思う意識につながるよう、顕在的な歴史・文化資産のみならず、潜在的な魅力を掘り起こすきっかけにもなる講座です。
(1)佐倉城や城下町のことをもう少し詳しく学びたい。
(2)城下町の史跡・街並み・公開施設などの案内で、一段上のガイドを目指すために必要な知識とノウハウを学ぶ。
そのような目的をもった方々の受講を希望しています。
■新たなコンテンツ「佐倉城下の武家屋敷」をアップしました。
佐倉藩は代々譜代大名が領する藩で、藩主が度々移封のために交替することになります。従って、武家屋敷の構成も、城内、城外を問わず住む武士や建物の位置がその時々の状況に応じて変化しています。
今回アップした武家屋敷の内容は、このような事情もあって概要のみをまとめたものになっています。公開されている武家屋敷の見学に際しても、佐倉城下の武家屋敷全体についての、多少の情報があればまた見方が変わるかもしれません。
今回ホームページに新規メニューをアップをしましたのでお知らせします。
(1)佐倉城下町の寺院
■この二つのメニューの追加によって、城下町全体の案内を、「佐倉城下町」と、「佐倉城下町の公開文化財」のナビゲーションメニューに分けた編集に変更しました。
■佐倉城下町 |
「佐倉新町界隈」、 「麻賀多神社」、 「麻賀多神社界隈」、 「城下町の寺院」、 「城下町の神社とお稲荷さん」、 「城下町の坂道」 |
■佐倉城下町の 公開文化財 |
「旧堀田邸」、 「佐倉武家屋敷」、 「順天堂記念館」 |
佐倉城は歴史的・文化的価値が極めて高く、改めて江戸時代の城造りの偉大さや佐倉城の縄張り遺構に感動します。
江戸時代の佐倉城の跡は、今は佐倉城址公園として整備されており、市内ベスト3の人気スポットになっています。
本冊子は城跡の散策視点で情報を整理したものですが、姉妹冊子の稚拙「佐倉城下町散策ガイドブック」と合わせて御活用いただければ幸甚です。
佐倉城下町の散策ガイドをwebサイトに紹介しており、今回新たな項目を追加しました。城下町の中心地だった「佐倉新町界隈」を始め、「佐倉城下の坂道」、「佐倉総鎮守麻賀多神社」、「麻賀多神社界隈」等です。佐倉を訪れる際の参考にして下さい。
また、佐倉城下町散策に役立つ情報を満載した「散策ガイドブック」を作成した。
≪B5版50ページ、内部はモノクロ≫
新たにWebサイトに佐倉城についてのコンテンツを追加しました。佐倉城跡は国立歴史民俗博物館ができたりしましたが、残りの部分は「佐倉城址公園」として整備され、その公園部分には近世佐倉城の史跡が良好な状態で保存されています。近世佐倉城は、1610年(慶長15)に土井利勝が佐倉に入封して約7年の歳月をかけて1617年に竣工しました。
今回、佐倉城をまとめるに当たっては、江戸後期堀田氏が城主時代を中心にした城の様子や縄張りを説明すると同時に、極力来訪者の目線で散策情報を提供できるよう配慮した。 「近世佐倉城」の解説・案内はこちら
当NPOでは、本佐倉城やその築城者の千葉氏について、更に、近辺の史跡や古刹を含めた解説書として、さまざまな内容を網羅した本佐倉城跡ガイドブックを作成した。
中世の武将千葉氏がなぜ本佐倉に本拠城を構えたのか、その本佐倉城の戦国時代の実態や様子はどうであったのか、城の縄張りや個々の郭の構成や戦略性は・・・等々、中世城郭用語の解説も含めながら系統的にまとめたA4 28ページの冊子になっています。
ガイドを受けながらの見学時だけでなく、個人で本佐倉城跡をウォーキングするときなどの手引書として活用することによって、本佐倉城跡をより楽しむ事ができると思います。
≪本佐倉城については こちら≫
佐倉市では、「歴史」・「文化」・「自然」をキャッチフレーズにした「まちづくり」を継続しています。
≪江戸時代の城下町として栄えた佐倉≫、≪伝統芸能や文化を育む佐倉≫、≪印旛沼や里山に囲まれた自然豊かな佐倉≫・・・。
佐倉には近世佐倉城跡があり、今は「佐倉城址公園」として市民憩いの場所となり、また来訪者の人気スポットになっています。そして旧城下町地区には、歴史的な景観や建造物・史跡が沢山あります。
新たに設けた「佐倉城下町」のページでは、豊かな佐倉の歴史を中心にして、佐倉の城下町巡りや、各種公開文化施設への入館時に役立つ情報をアップして、佐倉の魅力を伝えていきます。
また、当NPOでは、希望団体に対し佐倉城下町巡りの特別案内役も受け付けています。
≪お問い合わせは こちら≫
11月10日(土曜日)に行った「本佐倉城跡見学会」の結果報告を、活動紹介のページに掲載しました。
当日は快晴で風もなく絶好のイベント日和に恵まれ、大勢の参加者と一緒に暫し中世の武士の世界にロマンを馳せ、秋の一日を存分に楽しむ事ができた。≪詳細はこちら≫
メインの記事はまちづくり提言に関連して佐倉の観光振興を取り上げています。今回は特に「地旅」について、来訪者を増やしていくためにはいろんな主体が連携して、新たな魅力創出を協働する事の重要性を提言しています。
- 千葉氏関連の中世城郭巡りでは、本佐倉城に関係した大佐倉にある花輪台砦跡と、字篠塚にある大篠塚城跡を取り上げています。
- 3月24日に実施した陸上自衛隊第一空挺団(習志野駐屯地)の見学記を載せています。第一空挺団は東日本大震災の時にも大活躍をして多くの国民に感動を与えました。